役職定年

『役職定年はつらい!』はウソかホントか?実は良いことばかりってご存じですか?

実は役職定年は良いことばかりって知ってますか?

役職定年をググってみるとモチベーションが下がる記事ばかりですよね。

あれは4年ほど前、当時課長で53歳を迎えようとしたある日、僕は上司に呼ばれ会議室へ、そこで突然の「役職定年」の通告を受けた。

そこから始まった地獄の毎日。

ある調査結果によると、

役職定年でモチベーションが下がった人は59.2%

もいるそうです。

でも僕は早期に役職定年になって良かったことがたくさんあったんです。

それは

責任がなくなったから気楽になった

課の業績や部下の管理、役員からの「圧」で悩まなくなった

これが一番です。

勤続35年、役職定年4年目の僕が書いたこの記事を読めば、実は役職定年って良いことばかりってわかります。

役職定年は現実を受け入れる

役職定年になると

  • 肩書はなくなり「○○さん」呼ばれ
  • 上司は年下、会議には呼ばれず事務所は年下社員だけ
  • 事務所の席は前方になり来客者にあいさつでお出迎え
  • 取引先からは冷めた態度

などなどこれが現実です。

実績もプライドもなくなり心身はズタボロになり、もううんざり。

確かに初めから受け入れるのは絶対に無理。

でもある日、年下上司が役員に叱責されているのを見た時思ったんです。

もう自分は直接役員とやり取りすることはないんだと。

その時、すーっと気持ちが楽になった。

 

役職定年はつらいけど3つの良いこと(仕事編)

もう仕事人間にさよならすればいいんです。

課の代表ではなくなった

課長の役割のおさらい

課長の役割

  • 課の業務改善に取り組み業績をあげる
  • 課で起こったミスに対して責任を取り、社内外への謝罪を行う
  • 部下への仕事の割り振り
  • 部下への教育と指導

でももう

  • 課をまとめ目標を達成するため活動の推進、毎月の役員への進捗状況の報告はしなくていい
  • 課で起こしたミスで役員と客先への報告はしなくていい
  • 部下のことは気にしなくていい

あなたは全ての責任を負わなくていい。

 

実務を淡々とこなすだけ

あなたは担当の仕事と指示された仕事に没頭すればいい。

  • 課をまとめ目標を達成するため活動の推進、毎月の役員への進捗状況の報告はしなくていい
  • 部署異動になると初めての仕事で今まで使ったことがない設備や道具をあつかうこともあるので、それはそれで楽しい
  • 時には外出して仕入先などへ行って外の空気を吸うのもいい
  • 周りの雑音も少ないからマイペースでやればいい

 

居心地がよくなった

就任当初は年下上司や年下課員とのやりずらさもあり居心地は最悪だった。

でも役職定年を受け入れると居心地はよくなる。

考えてみてください。

あなたは何十年も勤務してるんです

肩書はなくなっても会社では先輩なんです

だから役職定年を受け入れて気持ちが楽になれば、そんな穏やかになったあなたを慕ってくれる。

勝ち組の同期や同世代の人たちとも気軽に話せるようになった。

 

役職定年はつらいけど3つの良いこと(プライベート編)

プライベートと家族を優先しよう。

家でリラックスできるようになった

役職定年になる前はつねに仕事のことが頭から離れなかった。

夜も心配で途中で目がさめた

365日の飲酒で肝機能の低下

休日はウダウダして過ごしたり、昼寝ばかりしていた

今はほとんどなくなった。

早寝早起きで睡眠がしっかり取れるようになり、晩酌は週末だけ、毎日の食事で規則正しい生活が送れるようになった。

休日も早起きして朝をまったり過ごしたり、朝活や家事をして充実した時間を過ごせるようになった。

 

妻との関係がよくなった

役職定年になる前は前出の話の通りのため妻との関係も悪くケンカばかりしていた。

いくら仕事の悩みでも自分だけが不幸だからの態度では妻もたまらない

妻も働いているのでストレスはたまっていた。

今は毎日、朝の洗濯、食器洗いをやり、週末は掃除機かけ、アイロンかけをやり、定期的に家のまわりの草取りなどの家事をやってます。

心身にゆとりができると毎日がいきいきとし、妻との会話も増えました

子供が独立したこともあり夫婦だけになり、なおさら妻との関係は大事になります。

 

定年後のお金の準備を始めた

役職定年になる前はあまりお金のことを考えたことがなかった。

根拠もないのに「なんとかなるだろう」と思っていた

でも、給料減額になってこのままではまずいと気付くことができたんです。

  • 家計の固定費を見直すこと
  • 資産をふやすこと
  • 自分で稼ぐ力を身につけること

役職定年になると

収入は2割以上減り、定年後の再雇用では5割減ります

役職定年前から生活費をダウンサイジングし、そこで捻出したお金を投資や貯金に回すことが大事です。

また、会社の収入以外で自力でお金を稼ぐことができれば夢も広がります。

絶対に挑戦するべきです。

 

家計の固定費を見直すこと

家計の固定費を見直すことで月に1万円以上削減できます。

特にガス代は効果絶大です。

プロパンガス代を安くするための方法をまとめた記事もあるのでぜひ。

光熱費だけではなく、

通信費の携帯電話代で格安SIMに変えなくても、既存のプランの見直しや使用していないサブスクのアプリ

を解約するのです。

また、保険の見直しもするべきです。

例えば、子供が独立していれば高額な死亡保障は必要ありませんし、医療保険も公的医療保険でカバーできない部分を補うという感じで見直しを図るほうがいいです。

 

資産をふやすこと

ある調査によると50代の二人以上世帯の貯蓄額は

平均1684万円、中央値800万円

となっていますが我が家はほとんどありません。

確かに浪費もしてきましたが、子供たちの教育費や家のローンで貯蓄ができなかったのが実情です。

役職定年で給料は減額になりましたが、何とか残業代と家計の見直しをしたこともあり、月に20,000円を積立投資に充てることにしました。

※上記の積立投資額におつり積立もプラスされています。

僕はロボアドバイザーの「THEO+Docomo」を選びました。

現在は積立NISAも始めてます。

ロボアドバイザーとは

投資家の代わりに資産運用のアドバイスや運用のお手伝い

をしてくれるサービスです。

3年1ヶ月の運用実績です。

THEO+Docomo実績

収益はプラス172,855円になってます。

ほったらかし投資なので口座開設して金額を設定すればあとは手間や時間はかかりません。

たまーに前出の画面を見るぐらいです。

資産運用は

長期・積立・分散

が王道とされています。

短期で一攫千金ではなく淡々と続けていきましょう。

 

自分で稼ぐ力を身につけること

会社に頼らない収入をつくるべきです。

今や副業についてはたくさんの情報がありますね。

僕はプログラミングに挑戦しましたが4ヶ月で挫折しました。

無料の学習サイトではじめましたが、基礎的な部分は独学でも勉強できますが、いざ実践となると完全に手が止まりました

今はブログに挑戦しています。

「みじめな役職定年者にならない」ための記事を書いて発信しています。

じゅんじ
現在、14ヶ月たちますが収益は0円ですが諦めずに取り組んでいます

ちなみに

年間の費用は1万円

ほどです。

成功するかはわかりませんが挑戦しなければはじまりません。

まずは情報収集してみて自分にできそうな副業があればとっとと挑戦するべきです。

 

役職定年はつらいけど実は良いことばかりだった

役職定年を受け入れると良いことばかりです。

もう、責任はなくなったんです。

もう、部署の業績や部下の管理、幹部からの「圧」で悩まなくてすむんです。

仕事では3つの良いことがあります。

  1. 課の代表ではなくなった
  2. 実務を淡々とこなすだけ
  3. 居心地がよくなった

プライベートでは3つの良いことがあります。

  1. 家で落ち着いて過ごせるようになった
  2. 妻との関係がよくなった
  3. お金にたいする意識がかわった

お金にたいする意識を早く気づけてかった。

家計の固定費は一度見直すだけで節約効果は高い。

投資はできる限りはやく始めた方が効果は大きい。

自分で稼ぐ力を身につけるためには調べているだけでは時間の無駄、まずは低リスクの副業から挑戦するべきです。

役職定年を受け入れれば、実は良いことばかりあります。

最後のサラリーマン生活を気楽に送りましょう。

-役職定年

© 2024 役職定年部 Powered by AFFINGER5