何故、役職定年で「今すぐにでも会社を辞めたい」と思うのか、それは会社で働く以外の選択肢を持っていないからです。
会社に長く勤めていると、「会社を辞めたい」と思ったことは1度や2度はあるのではないでしょうか。
50代に立ちはだかる役職定年の壁、これが想像をはるかに超えるヤバさだった。「もう耐えられない」・「もう辞めるしかない」、会社から逃げだしたい一心で1週間休んだ。
でもこの休みにある行動をしたことで退職を思いとどまることができ、後悔しなくて済んだのです。
もし1週間グダグダ悩んで過ごしていたら、今ごろは会社を辞めてもっと辛い人生を送っていたでしょう。
会社を辞めて転職しても、給料は今の半分・アルバイトもしないと生活費が足りない・家でくつろぐ時間なんてなくなる、絶対に今と同じ生活スタイルを送ることは無理です。
役職定年で「今すぐにでも会社を辞めたい」と思っているあなたの気持ちはよくわかります。
なぜならば私は鬼人一倍『会社を辞めたい』人間です。でも今は、『会社で働く以外の選択肢』を見つけたので、だいぶ気持ちが楽になりました。
役職定年で「今すぐにでも会社を辞めたい」と思っている50代の方へ、私が思いとどまった物語を是非一度読んでみてください。
目次
つらい役職定年で「今すぐにでも会社を辞めたい」悲劇の始まり
突然、役職定年を通告された
53歳を迎えようとしていたある日、上司から突然、「役職定年」を通告された。
これはまさに寝耳に水でありました。
ここであがいたところで状況は悪い方向へいくだろうと受け入れるしかありませんでした。
給料ダウン
役職定年になって初めての給料日、減額はわかっていましたが本来の気持ちとは逆に、妙な期待感で明細書を開けました。
30%の減額 「役職手当」がみごとにカット。
今思えば妙な期待感とは「予想通りか?」みたいな感じだったのでしょう。
つらい役職定年で「今すぐにでも会社を辞めたい」とどめの出来事
年下上司
10月から新しい部署に配属され上司は年下でした。
わたしは役職定年前、他の部署の課長でしたが彼にも横の繋がりとして指示や確認をしていたこともあり、お互い以前と同じように接していました。
ところが年が明け2月になると状況が一変した。自分がやった仕事や意見にダメ出しされ、会話の口調もきびしくなったのです。
3月にはさらに他部署の課長から上司の「呼び方」について指摘を受けました。
これまでは上司を「〇〇君」と呼んでいましたが、「『君』付けはおかしい改めるべきでは」と、わたくしも割り切る努力はしていましたが、これはさすがにこたえました。
この日の出来事は会社人生のなかで一番つらい日でした。「もう金じゃない、もう辞める」と決意、妻にも話をしました。
役職定年でつらくて1週間休んで本気でとった「ある行動」
転職活動
月曜日と火曜日
翌週から「体調不良」と伝え1週間休んだんです。
本気で辞めると決めたので転職活動のためハローワークに行きました。求職申込の登録をおこない担当者から求人情報の説明を受けました。
20社ほどの求人情報がありましたが、給与はすべて20万~23万円です。
みなさんもご存じの通り、この給与額から税金や社会保険料などおおよそ5万円ぐらい引かれたものつまり15万~18万円が手取り額となります。
ハローワークに二日間通いましたが良い条件はありませんでした。もう給与額は妥協してでも一刻も早く転職したい気持ちでいっぱいでした。
面接
水曜日
自宅でネットで検索していたところ「入社特典20万円」の見出し広告の求人情報が目にとまりました。
派遣会社ではありましたが、雇用形態は正社員で給与は20万円、ボーナスも有りで勤務地も近かったので直ぐに電話をして二日後の金曜日に面接日が決まりました。
木曜日
しかし翌日の木曜日に、翌週へ面接延期の連絡が入ったのです。
わたしは翌週には退職の手続きをするつもりだったので、絶対に今週中に面接をしたかったのです。
わたしの思いが通じたのか土曜日にやってもらえることになりました。
土曜日
面接は事務所の一角で行われ担当者は履歴書を見はじめ、第一声は「長く勤めているのにもったいないですね」でした。
実はこの一言、結構気持ちが揺らぎました。
次に仕事の内容の説明でしたが、勤務地の工場には何千人もの人が働き、
仕事は単純作業などの話を聞いているうちに、「現場経験もない自分に勤まるのだろうか」・「毎日変化のない作業に耐えられるのだろうか」と不安になってきました。
最後に給料の説明で、手取り額15万円・賞与は2回/年で1ヶ月分、つまり給与は20万円なので1回の賞与は10万円、
聞いているうちに「いくら節約しても無理だ」・「週末の楽しみ旨い肴で一杯もできない」・「年収600万円をすてていいのか」・「健康保険証の誇りをすてていいのか」と我に返ったのです。
もし、この週に面接をしていなかったら翌週の月曜日に、会社で退職の意思を伝えていたでしょう。
「会社で働く以外の選択肢」副業をみつけた
面接がおわったあと、とてもスッキリしました。
「でも会社は辞めたい」、「でもこのままでは辞めれない」、ではどうしたらいいかを考えました。
そしてネットで副業の検索をしたところ「ブログ」のサイトが、文字は目にしたことはあったけど、これは何だ?
読んでいるうちに簡単に成功するものではないと分かりましたが、可能性を感じたのです。
世の中にはたくさんの副業があるけど、なぜ「ブログ」を選択したかと言うと、
- 家にパソコンがあれば(スマホでも可)できる。
- 初期投資は2~3万円、年額で1万5千円程度でできる。
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不労所得を作ることができる(貧乏老人も回避できる)
では「ブログ」で収入を得る方法とはみなさんは何かを調べたるためにネットで検索をしたときに、画面に「商品の広告」・「企業の宣伝」が出てますよね。
その広告がクリックされたり、商品が売れたら報酬がもらえる仕組みです。
ようは、みなさんが「調べたいこと」→「ネットで検索」→「解決」を、自分が持っている知識や経験の記事を作成して、そのブログに「商品の広告」を貼り付けるのです。
役職定年はつらいけど会社を辞めなかったワケまとめ
「今すぐにでも会社を辞めたい」でも、思いとどまることができた理由は「行動」したことです。
「行動」すると気が付くことがいっぱいあります。
そしてわたしが行動して一番必要だっことに気づかされたこと、それは会社で働く以外の選択肢を持つこと!
でも正直、「ブログ」が成功するかはわかりません。
これで会社を辞めれるかもわかりません。
でも、不思議と「今すぐにでも会社を辞めたくてしょうがない」の気持ちが和らいでます。
なぜなら、平日も休日も会社のことより「ブログ」に夢中ですから。
「今すぐにでも会社を辞めたい」あなた、グダグダ悩んでばかりいないで行動しましょう!
きっと今にはない気づきがあります。
まずは冷静になって会社を辞めることを思いとどまってください。
今日はお読みいただきましてありがとうございました。
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