これから家を建てるあなたへ
いまごろきっと本や雑誌をみて、デザインや間取りをあれこれ考えワクワクしていることでしょう。
私もみなさんと同じように毎日仕事帰りに本屋によって「家の本」ばかり見て、家が建つまでの楽しみにあふれていました。
でも家が建って数年後に空き巣の被害に遭いわかったこと、それは「防犯対策の意識」が欠けていたことです。
家を建ててから怖いのものといえば、地震と火事です。
ですから当時、ハウスメーカーは「耐震性」と「耐火性」についてはアピールをしてきましたが、「防犯性」についてのアドバイスは一切ありませんでした。
空き巣の被害はもはや他人ごとではありません。
これから家を建てる方、すでに家を建ててる方、今からでも間に合います。
今すぐ家の防犯対策ができているか確認してください。
家を建てる時の注意点として、私が空き巣の被害に遭った経験から「家の防犯対策」についてご紹介しますので、時間があるときにじっくり読んでください。
家の防犯対策が不十分で空き巣被害
わが家は「ルーバー窓」から空き巣に侵入されました。
ルーバー窓(ジャロジー窓)とは、細長いガラス板をブラインドのように並べてハンドルを回して開閉します。
侵入された部屋は家のうら、わが家の土地はひな壇なので隣の家は一段高くなっているため、まさに死角でした。
その日は朝から雨だったのでルーバーは閉めて出勤しました。
夕方、妻から『泥棒に入られた』と携帯に電話が入ったので、急いで帰宅しました。
状況は妻と娘で一緒に帰宅したところ、玄関のカギが開いていたので、「おかしいな?」と思いつつリビングに入ったところ部屋はひっちゃかめっちゃかの酷い状態だったので、すぐに警察に電話をしました。
私も家につき愕然としました。
どの部屋も引き出しのあるところはすべて開けられ、中身もぐしゃぐしゃにされていました。
そして侵入された部屋は寝室で、ちょうどベットのところに「ルーバー窓」があったのでベットの上はくつの跡、これは非常に辛かったです。
その後の警察の現場検証でわかった被害は「現金2万」だけでしたが、それ以上に精神的なダメージのほうが大きかったです。
家の死角や出入口付近には防犯カメラも防犯対策には有効です。
家のルーバー窓の防犯対策
ルーバー窓はガラスを固定金具でとめてあるだけなので、かんたんに取り外すことができます。
当日はルーバーを閉めてありましたが固定金具が無いタイプだったので、おそらくルーバーとルーバーの間にマイナスドライバーなどを差し込み、その内の1枚を割ったか外して後はルーバーを一枚一枚抜いていったのでしょう。
ちなみにルーバー窓(枠)のサイズはW300mm×H800mmでしたが、男性の頭長(額から後頭部)は平均で189.6mm、肩幅は443.0mmですから肥満の人でない限り侵入可能です。
家の防犯恒久対策
格子を取り付ける
ポイント
取り付けはできるだけ長いネジを使い、「ネジ穴を接着剤でふさぐ」これは防犯対策アップの肝です。
費用は寸法により1台5,000~10,000円です。
家の死角や出入口付近には防犯カメラで防犯対策強化を図りましょう。
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家の防犯暫定対策
格子を注文してる間の対策として2つあります。
ポイント
- 内側にポール(金属製)を取り付ける
ようは人が通れないようにします。
私は知り合いの大工にたのんで1台3,000~5,000円でやってもらいました。 - 解放感知アラームか振動アラームを取り付ける
解放感知のタイプはルーバーを閉めた状態で1枚に本体を取り付け、もう1枚にセンサーを取り付けると、もしルーバーが開いた場合にそれぞれの装置がズレることで感知しアラームが鳴ります。
振動のタイプはまさにルーバーが動いた場合に感知しアラームが鳴ります。こちらはホームセンターで1個1,000円ぐらいで売ってます。
家の引き違い窓の防犯対策
雨戸は絶対に取り付ける
わが家はデザイン重視で一つも雨戸をつけませんでした。
幸いにも引き違い窓からの空き巣被害はありませんでしたが、年に数回は2~3日留守したことがあり今思うとゾッとします。
さすがに空き巣の被害にあったあと取り付けました。
費用は掃き出し窓一つ(一間(高さ180cm前後×幅180cm))で工事費込みで15万円前後です。
夜も安心して寝れます。
あと、何といっても台風対策です。
最近の台風は巨大化してるので暴風暴雨の怖さはみなさんも十分しょうちしてますよね。
家周りの防犯対策
防犯砂利をまく
空き巣犯は音にびんかんなため、「防犯砂利」は効果があります。実際に防犯ジャリを敷いた上を歩くと、「ジャリジャリ」と結構な音がします。
ただし、雨にぬれると劣化してしまうので、窓のひさしの下やバルコニーの下に敷けばいいと思います。それ以外のところは普通の砂利にしてます。
家の防犯対策まとめ
家は防犯も意識しましょう。
空き巣被害はお金も精神的にも大きなダメージを受けます。
これから家を建てる方は、施工会社と防犯に強い家設計をしましょう。
すでに建てた方防犯はの見直しをして対策をしましょう。