仕事

「人間関係が辛くて仕事を辞めたい」でも、ちょっと待った!冷静になってみよう。

今回は、アラフィフ世代で「人間関係が辛くて仕事を辞めようと思ってる人」向けのお話です。

でも、筆者は転職はおすすめしないので、転職を考えている人は読まないでください。

この記事を読んでいただきたい人

  • 今すぐにでも会社をやめたいと思っている
  • 役員と上司から怒られてばかりいる
  • 役職定年でつらい思いをしている

あなたはいま「仕事をやめたい」「仕事に行きたくない」と、ひとりで悩んでいます。

若いときは乗り越えられたけど、いまは耐えられそうにないんですよね。

あなたは長年にわたって働いてきました。

年を重ねてくると人間関係のしがらみにとらわれてきます。

その悩みを僕と一緒に見つめなおしてみましょう。

人間関係が辛い原因は?

あなたはいま、どんな人間関係で悩んでいるのでしょうか?

きっとあなたはいま、次のことが起こっているのではないでしょうか?

 

役員や上司に怒られてばかりいる

残念ながら、いまあなたにはダメ人間レッテルを貼られています。

朝から挨拶してもそっけない返事。

言ってくることはすべてダメ出し。

明らかに他の社員と接しているときと違う態度。

この世からいなくなればいいのにって思っているのではないでしょうか。

自分だけ不公平

あの人は自分と同じことをしても怒られない。

あの人は自分と同じことをしても話を聞いてもらえる。

あの人は自分と同じことをしても笑って会話している。

明らかに自分にはそっけない態度。

上司が年下

いままで年下の社員なんて眼中になかった。

役職定年や降格で年下社員が上司になって絶望した。

年下社員のことを「○○課長」と呼ばなければならない。

過去の無茶ぶりのしっぺ返しを食らっている。

立場が逆転してプライドが傷ついた。

 

過去の人間関係はどうだった?

それではあなたの過去を年代別に思い出してみましょう。

20代

若さもあり怖いもの知らずだったのではありませんか?

がむしゃらに仕事をしていたので自分の周りなんて気にならなかったでしょう。

上司に怒られてもなんのその、そもそも人間関係なんて無縁ではなかったでしょうか。

30代前半

プライベートでは結婚して家族も増え、幸せ絶頂期。

係長に昇進して役職手当も付きやる気満々モード。

員や上司とも和気あいあいとした雰囲気で、人間関係で悩むことはそうそうなかったのではないでしょうか。

30代後半

課長に昇進して意気揚々。

年上部下にもなりふり構わずやりたい放題。

役員たちも、新陳代謝・若返りを図る意味でも大目に見ていてくれたのかもしれません。

でも自信過剰になり自分第一の考えで、周りの人のことなど眼中になかった。

同僚と飲みに行って愚痴や悪口ばかり。

上司におべっかを使い、顔色をうかがいながらの仕事。

こんな行動をしていたから人間関係の罠にハマっていったのでしょう。

 

現在の人間関係は?

40代半ば

実務を抱え込み、行き詰まるようになったのではないでしょうか。

部下に任せることもせずに課長の職務から逃げていませんか?

たとえあなたの部署が問題なく回っていても誰も評価してくれません。

そこは役員も上司も見逃してくれません。

あなたには風当たりが強くなっていることは間違いありません。

50代半ば

長い間、修羅場もあり苦労してきたあなた。

落ち着いてきたころにサラリーマン最後の難関、「役職定年」がやってきました。

さにいまサラリーマン人生で最悪の状態です。

給料の大幅な減額もそうですが、なによりも「年下上司」に耐えられない

もうお金じゃない、今すぐ仕事を辞めたいの思いしかないでしょう。

 

仕事を辞めて人間関係は解決するのか?

今は感情や思考が混乱してると思うけど、少し冷静に考えてみてほしい。

次の仕事で人間関係が解決するだろうか?

今の仕事を辞めたら次の仕事はゼロからスタートです。

人間関係以外の悩みも起こる可能性があります。

 

仕事を辞めないで人間関係を解決する方法はあるのか?

役員や上司との人間関係を解決するたには

あなたはいま課長の職責から逃げていないでしょうか?

実務がなくなったら自分の仕事がなくなると思い抱え込んでいませんか?

実務を抱え込むと「部署のこと」・「部下のこと」まで面倒をみる暇がなくなります。

明日から部下に引き継いで任せていきましょう。

あなたはいま役員や上司からの風当たりが厳しいので萎縮しています。

役員や上司の目が気になって上手く仕事が進まないかもしれません。

でも間違っていることをしているわけではありません。

堂々とやればいいのです。

それでも役員や上司が批判してきたら開き直って言っちゃいましょう

僕はいま部下に仕事を引き継いでいますが何か?」。

 

年下上司との人間関係を解決するためには

いまあなたにとって受け入れがたいことでしょう。

とてもこのまま仕事を続けていくことは絶対無理だと強く感じていることと思います。

そして孤独感。

解決するためには根性しかない。

「何十年も勤めてきてこんなことで辞めてたまるか」しかない。

だからといって横柄な態度をとってはいけません。

カッコいい大人になるんです。

いまの立場と現実を受け入れて、動じていない態度をとる。

自分自身に開き直るんです。

 

仕事を辞める前にもう少し様子をみてみよう

思い起こしてみてください。

いままでの悩みもほとんどは「時間が解決」してくれましたよね。

時間がたてば気持ちも落ち着き自分自身も変わるかもしれません。

もしかしたら周りも変わるかもしれません。

衝動的に仕事を辞めるのはリスクが大きすぎる

あなたには大切な家族もいるし、家のローンもあります。

いまの仕事を辞めたら次の仕事は「人間関係」も「給料」もゼロからスタートです。

いまよりも間違いなく辛くなるはずです。

ここは少し我慢してみましょう。

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